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最終更新日:2008年3月31日

現場からのメッセージ

脳外傷友の会「しずおか」

活動紹介

シンポジウムの様子

2000年2月に発足。2008年現在、会員数155名。男女比は9:1。平均年齢40歳。

活動は当事者、家族に対しての情報提供。家族のピアサポートを実施。会報年3回発行。家族、当事者の勉強会(東部、中部、西部で月1回)、理解を広めるための講演会を実施。親睦を深めるためのレクリエーションを実施。活動を通して当時者・家族の社会参加を進めている。また、県からの委託事業として高次脳機能障害医療相談会に相談家族のピアサポート、家族会活動の紹介等を行っている。

活動全体を通して、社会に対し障害の現状と理解にむけた啓蒙活動を行っている。会員数が増すと共に活動の幅も広がっている。

現状や問題点

高次脳機能障害とは

  • 事故、ケガ、病気により脳が損傷されたことにより記憶力、注意力などの脳機能に障害が起きた状態。高次脳機能障害は全国で推定30万人いるといわれているが、症状が多彩で、多くの場合外見からは分かりにくいため、本人も自覚していないことが多く、家族や周囲から理解されにくい状況にある。そのため社会復帰が困難となることがみられる。

現状と問題点

  • 専門的な医療機関や福祉施設の不足。活動の場が少なく閉じこもりとなっている当事者もいる。家族が相談できる場も少ない。
  • 障害が多彩で理解されにくいことで手帳の取得、障害者雇用率の利用が困難。利用できる施設も限られる。
  • 今後、親が年をとり当事者が、その後どのように生活していけるのかなど親亡き後の問題。
  • 家族の精神的ストレス、疲労。
  • 経済的問題。多くの当事者が若年で、就労が困難となった場合収入が得られなくなる。どのような経済的保証制度があるか、など適切な情報の不足。
  • 高次脳機能障害者は外見からは分かりにくいため、就労しても会社の理解や援助が得られにくく、離職につながることがある。その後も適切な支援を得られず離職を繰り返し、自信を無くし社会復帰が困難となることがみられる。

メッセージ・提言

当事者・家族に対して

  • 専門的な医療機関・施設の設置、増加
  • 退院後の活動の場を設置(作業所など)
  • 利用できる医療・福祉・職能機関、制度等、気軽に相談できる場の設置・周知
  • 家族へのピアサポートの充実が必要(ピアカウンセラー設置)

地域連携

  • 医療から地域生活、就労に至るまで密接な連携体制を作り、一連の支援ネットワーク構築が必要

就労に関して

  • 就労に関してジョブコーチ制度、トライアル雇用制度等の就労に関する情報提供の場を設置・周知
  • 就労後の当事者の継続的支援も必要

地域・社会に対して

  • 高次脳機能障害者手帳の交付の実現
  • 高次脳機能障害そのものを社会の中で一日も早く理解されることが必要

連絡先

脳外傷友の会「しずおか」

代表
滝川 八千代
住所
志太郡大井川町上泉707-57
電話
054-622-7405

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